河口湖を一望できる敷地に建つ、木造2階建ての住宅。マラソンと音楽と医療現場と、多才な活動をするクライアントが希望したものは「眺望を生かした、自然素材の手づくりの家」美しい風景の邪魔にならないこと、冬場の除雪と動線を考慮しシンプルな切妻の四角いフォルムとした。メンテナンスも自身で行っていきたいという希望のもと、外壁の板張りは一枚一枚を張りかえできるよう縦胴縁張りとし、外部塗装と内部塗装はクライアントが休日をつかって仕上げた。